腎機能が正常の10-15%以下になると、透析や移植などの腎代替療法(腎臓の機能を代行する治療)が必要です。 日本では、「どのような状態になったら透析を始めたほうがいいか」を判定するための「透析導入の基準」(厚生労働省)があります。
どのくらいの数値で透析?
日常生活障害度の3項目をそれぞれ重症度に応じて、30,20,10点の3段階に分けて点数化して、その合計点が60点以上を透析導入の基準としています。
腎不全 いつから透析?
これらに加えて、栄養状態や年齢、腎不全の原因となっている疾患など、さまざまな状況を総合的に判断して透析を始める時期を決めるのが一般的です。 ただし、症状や合併症がなくても、遅くとも腎機能の程度を示すGFRが2mL/min/1.73 ㎡になるまでには透析を始めることが望ましいとされています(*1)。
透析したら何年生きられる?
透析療法が導入されてどれくらい生存できるのでしょうか? 透析療法をうけていない一般住民では性、年齢ごとの平均余命が公表されています。 同じ方法で慢性透析患者さんで計算すると、男女ともに平均余命が一般住民に比し40歳台で約20年、60歳台で10年短くなっています。 80歳台では殆ど差異がなくなります。
透析は何時間かかる?
透析治療にかかる時間はどれくらい? 施設での血液透析時間は、4~4.5時間が67.9%で最も多く、次いで3~3.5時間が11.6%、3.5~4時間が7.4%となっています。 一般的には日中に1回4~5時間の透析を週3回ほど行います。
