サツマイモは、メキシコを中心とする熱帯アメリカで生まれました。 紀元前800~1000年ごろには、中央アンデス地方でサツマイモがつくられていたのです。 紀元前200~600年につくられた、サツマイモをかたどった土器も見つかっています。 ペルー北海岸のあたりで栄えたモチーカ文化のものです。
サツマイモの世界史は?
サツマイモはアメリカ大陸原産の農作物の一つで、日本では甘藷(かんしょ)とも言う。 もとは新大陸のメキシコ高原と考えられている。 新大陸を征服したスペイン人によってヨーロッパにも知られるようになったが、さらにスペイン領となったフィリピンに伝えられ、中国には明代に伝えられて、その南部を中心に作られるようになった。
唐芋の由来は?
唐芋は「中国から伝わった芋」という意味を含んでいる。 中国(唐)から伝来した由来により、特に九州では「唐芋」とも呼ばれる場合が多い。
さつまいもの栽培が全国に広がったのは誰の時代?
青木昆陽は享保の大飢饉に際して将軍徳川吉宗によって登用された人物で、著作『蕃藷考』(1735)の中で飢饉のときの代用作物として栽培を奨励し、その結果サツマイモの栽培が急速に全国に広まりました。
さつまいも なぜ薩摩?
それぞれの名前の由来は、サツマイモの伝来の歴史と関係しています。 そもそも、サツマイモはメキシコを中心とする熱帯アメリカが原産の植物です。 日本には、1600年頃、中国から琉球(今の沖縄県)にやってきました。 さらに、琉球から薩摩(今の鹿児島県)、薩摩から江戸(今の東京)に伝わったと言われています。
