現在のシラス台地は、主として33万年前に加久藤カルデラから噴出した加久藤火砕流、11万年前に阿多カルデラから噴出した阿多火砕流、3万年前に姶良カルデラから噴出した入戸火砕流によって形成された。 特に入戸火砕流の堆積物は最も広く分布しており、層の厚い場所が多くシラス台地を特徴付けるものとなっている。
シラス台地の特徴は?
シラス台地(しらすだいち) シラス台地には被圧地下水(大気圧以上に加圧された地下水)が形成されにくいため、台地上では井戸を掘っても水の出ない所が広く分布している。 取水困難でやせた土地は昔から農耕上不毛の土壌とされてきたが、乾燥に強く荒地に適したカンショが導入されるや急速に普及した。
シラス台地 なぜサツマイモ?
シラス台地では昔から「サツマイモ」「大豆」「菜種」といった農作物を栽培してきました。 特に、サツマイモの生産量は鹿児島が全国で断トツのNo. 1となっています。 サツマイモは水はけのよい土地を好むため、保水性が低くサラサラしたシラス台地の土壌がぴったりなのです。
シラス台地 どのようにできた?
シラス台地は、桜島の火山灰が何万年もかけて降り積もってできたと思われがちですが、姶良カルデラの巨大噴火によって、たった1週間でできたものなのです。 桜島は1つの山のように見えますが、実は北岳と南岳という2つの火山が合体しているのです! 北岳の方が古く、約26,000年前の桜島誕生から約5,000年まで活動。
シラス台地の色は?
白っぽい色が「シラス」という言葉の由来になっているのだが、実際は白よりもややピンクがかかった色をしているものが多い。 特に、シラス層の上部はその傾向が強く、堆積時に空気と接触したため、他の部分よりも強い酸化を受けたためと考えられている。 また、シラスは風化によって、全体的に黄色っぽい色彩を示すことが多い。
