しかし、純溶媒と比べると、 溶液は蒸発している分子の数が少ない ですね。 これは溶質分子が邪魔をして、溶媒分子が外に出にくくなっているからです。 そのせいで、純溶媒とくらべて、 溶液の蒸気圧は下がってしまう のです。 この現象を、 蒸気圧降下 と呼びます。
蒸気圧降下はなぜ起こる?
そもそも「蒸気圧」とは蒸発スピードと凝縮スピードがつりあう気液平衡状態の圧力のことです。 しかし溶媒に対して不揮発性の溶質が溶けると、溶液の表面に一定確率で溶質がやってきて、蒸発スピードが下がってしまいます。 蒸発スピードが下がった結果、圧力が下がった状態で気液平衡に達するため蒸気圧が下がるということになります。
なぜ蒸気圧になると沸騰が起こるのか?
水は1気圧(760.0mmHg)の状況下において100℃以下では蒸気圧が外気圧よりも小さいために沸とうすることができません。 水が内部から気化しようとするのを外気圧がおさえているのです。 しかし、100℃に達すると外気圧と蒸気圧が等しくなって、内部でも蒸発が起こるのです。 これが沸とうという現象なのです。
水溶液 凝固点降下 なぜ?
溶解平衡の状態が崩れ、凝固する温度が純溶媒のみのときより低くなります。 溶質粒子に溶媒粒子が凝固するのを邪魔されることによって、凝固点が下がる現象、これが凝固点降下となっています。
そくいつてきせいしつ 薬学?
束一的性質とは、希薄溶液において溶質の種類には無関係に溶質の分子やイオンのモル濃度にのみ依存する性質である。
