北海道では、冬型の気圧配置が緩んでくると、内陸を中心に晴れて気温が下がり、内陸から海へ吹き出す冷たい風が発生します。 この風と大陸からの季節風が、北海道のすぐ西海上で集まるようになります。 このとき、上空に強い寒気を伴う気圧の谷が近づくと、北海道の西海上に小さな低気圧が発生します。
札幌はなぜ雪が多いのか?
一般に、札幌中心部の雪は西よりの風だと札幌手稲山に雪雲がブロックされるため少なく、北よりの風だと多くなる傾向にあります。 さらに、日本海で風がぶつかって活発な雪雲ができ、それが石狩湾周辺に流れ込んだ日もあったため、結果として札幌周辺で雪が多くなりました。
北海道札幌の大雪は?
今シーズンの雪は災害級といわれた札幌 2021年の12月17日には1日で50センチの雪が降り、1953年からの観測史上8番目に多い日降雪量となりました。 また、札幌でシーズンを通して最も多い積雪は、2022年2月6日に133センチまで達し、8シーズンぶりに積雪が1メートルを超えました。
札幌 なぜ排雪しない?
ズバリ「想定外の大雪」と「除雪オペレーターの人員不足・高齢化」にあります。 2019年、2020年と暖冬が続いたので、思うように人員が育たなかったことや経験を積める機会がなかったとも言えます。 また、札幌市が2年前より除雪の方法やルールを変化し、予算が少なくなったことにも理由がある様です。
大雪の理由は?
その原因は、冬特有の北西季節風にあります。 大陸から冷たい北西季節風が吹くと、その風より温度が高い日本海からたくさんの水分が蒸気となって風に乗ります。 そして、日本列島の中央で連なる高い山にぶつかって上昇し、大量の雪雲となるのです。 この雪雲が日本海側の山間部や平野部で雪となって降り積もるのです。
