トマトの尻腐れは、そのほとんどが水分ストレス、カルシウム欠乏(Ca)、アンモニア過剰が原因となって発生します。 尻腐れは酸性土壌および塩含量が高い土壌で頻繁に発生します。 また植物の基部で導管の破壊を引き起こし萎凋をもたらす事があります。 土中水分が低いと起こりやすくなります。
トマト 尻腐れ どうする?
尻腐病(しりくされびょう)の対策・予防法 カルシウムの補給に、塩化カルシウムなどを葉面散布しておきます。 トマトには専用の「トマトの尻腐れ予防スプレー」も市販されており、開花時~幼果期に散布しておくと効果的です。 また、土の乾燥が原因の場合は、水まきで解決することもあります。
トマトの先が黒くなるのはなぜ?
カルシウムの欠乏によって起こる生理障害で、「尻腐れ症(尻腐れ病)」と呼ばれます。 病気とよく間違えられますが、果実のおしりが腐ったように黒くなる生理障害です。 トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、パプリカ等にも症状が現れることがあります。 主な発生時期は5~10月ですが、ハクサイの場合は冬に症状がでます。
トマト 病気 なぜ?
過湿によって根が傷んでいる トマトは、過湿に弱い植物です。 水を与えすぎている、土の水はけが悪い、植木鉢の通気性が悪いなどといった理由で根が加湿状態になっていると、根が傷んで葉が枯れる原因になります。 トマトの用土には水はけの良い野菜用培養土などを選び、植木鉢には余分な水を逃がすタイプを用いましょう。
トマトの実が割れるのはなぜ?
急激な水分の吸収 土壌の極度な乾燥後の急激な降雨や水やりによって、トマトの皮が裂けてしまう現象です。 つまり、内側の生長に、外側の皮が追い付かない状態になり裂けてしまうのです。