バリア機能を保つ3つのうるおい成分のひとつは、「皮脂膜(ひしまく)」です。 皮脂膜とは、角層の表面(皮膚表面)を覆っている天然の保護膜です。 皮脂腺(ひしせん)から分泌される皮脂(油)と汗腺(かんせん)から分泌される汗が混ざりあってできています。
皮脂膜はどこにある?
皮脂腺が多く分布するのは太い毛が多く生えている正中線(身体の真ん中)に沿った部位です。 そのため、皮脂膜を形成するのは頭部から額、鼻周辺、胸や背中の中央の部位で、それ以外の部位では毛も細く少ないので、皮脂腺も小さく少なくなり、通常は膜状にはなりません。 手掌や足の裏は皮脂腺自体が分布していません。
顔の皮脂 どこから?
皮脂は毛穴から出て角層の表面に広がり、水分の蒸散を防いで、肌(皮膚)のうるおいを守る役割をします。 皮脂の量は、気温が高くなると増加します。 また、年齢でみると、思春期以降から20代にかけて急激に増加し、その後男女差はありますが、おおむね徐々に減少していきます。 皮脂の分泌量は、皮脂腺が発達している部位に多くなります。
NMF どこにある?
天然保湿因子(NMF)とは 肌の角質層に存在する保湿成分です。
バリア機能 どこにある?
私たちの体表面を覆っている皮膚には、外界からの異物の侵入や攻撃から体を守り、その一方で体内から水分が蒸散するのを防ぐというバリアの役割があります。 この大切な役割を担っているのは、表皮のいちばん外側で外界と接している角層です。
