MCHCが低値となる原因として、血液内の赤血球の酸素運搬を担う正常なヘモグロビンの量が減少していることが考えられます。 全身への酸素の運搬が不足することにより息切れやめまいなどの貧血症状を起こしやすくなります。
貧血の危険な数値は?
貧血の目安となるヘモグロビン濃度の値は、血液1dL中に男性で14g以下、女性で12g以下、男女差がなくなる高齢者では11g以下が貧血と診断されます。 つまり、貧血検査の数値が7や8の場合は貧血であり、女性で数値が6の場合は正常値の半分しかヘモグロビンがなく、重度の貧血であるといえます。
ヘモグロビン 少ない なぜ?
ヘモグロビン不足の主な原因は、鉄分不足によるものです。 ヘモグロビンのうち「ヘム」は鉄でできているため、鉄分がなければヘモグロビンを作り出すことはできません。 鉄分不足による貧血は鉄欠乏性貧血といいます。
MCHC 何がわかる?
赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリットの検査データから、赤血球の平均的な大きさ(MCV)、赤血球1個あたりの平均ヘモグロビン量(MCH)、赤血球中の平均ヘモグロビン濃度(MCHC)を算出します。 その数値から、どんな種類の貧血が疑われるかを判断しています。
MCHCの求め方は?
平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC):赤血球一定容積中に含まれているヘモグロビンの量を濃度比であらわしたものです。 計算方法は、Hb÷Ht×100で、正常値は32~36%です。 例えば、ヘモグロビン15g/dl、ヘマトクリット45%の場合、MCHCは、15÷45x100=33です。
