そこで、今回は野菜や果物の「色止め」を科学してみましょう。 「ポリフェノール食品」であるゴボウやリンゴを切ったまま放置しておくと、茶色く変化してしまいますが、 .
褐変の種類は?
褐変は、大きく分けて酵素的褐変現象(主にポリフェノールオキシダーゼによる反応)と非酵素的褐変現象(主にアミノカルボニル反応)の二種類に分けられます。
褐変はなぜおこる?
褐変の原因には,窒素を含まない成分と,窒素を含む成分があります。 窒素を含まない成分モノ・ポリフェノール,油脂,レダクトン類(ビタミンCなど)及び還元糖の4群があります。 これらは,自動酸化や分解反応によって,非常に反応性の強いカルボニルを生成し,褐変を引き起こします。
ポリフェノールの色の変化は?
「ポリフェノール食品」であるゴボウやリンゴを切ったまま放置しておくと、茶色く変化してしまいますが、これを「褐変(かっぺん)」と呼びます。 これらの野菜や果物の細胞内には「ポリフェノールオキシターゼ」という酵素が存在しており、空気に触れることで色素成分となるポリフェノールと反応してしまう現象です。
褐変の例は?
日本大百科全書(ニッポニカ)「褐変」の解説 食品中の色素成分によるものとしては、ポリフェノールの酸化酵素による褐変がおもなものである。 ゴボウ、ヤマノイモ、リンゴなどの切り口が黒褐色に変化するのがこの例である。 加熱によるものではカラメル化と、メラノイジンを生成するアミノカルボニル反応がある。
