この性質のため、酢酸は酸性を持つ。 酢酸は弱酸であり、水溶液中でのpKaはおよそ4.76である。 すなわち、1.0 mol/L の水溶液のpHは2.4となり、全体の0.4%が解離していることになる。 酢酸は塩酸や硫酸などの無機酸よりは弱く、炭酸やフェノール、アルコールよりは強い酸である。
酢酸水溶液 何性?
酢酸ナトリウムは, 水溶液中ではナトリウムイオン Na+ と酢酸イオン CH3COO- に完全に電離しているが,酢 酸イオンの一部は水と反応して酢酸分子となる。 この反応によって水酸化物イオンが生じる ため,水溶液は塩基性を示すのである。
酢酸は何性?
酢、そのものは酢酸なので「酸」すなわち酸性です。
水溶液は何性?
それぞれを水に溶かすと,二酸化炭素は「酸性」,酸素と水素は「中性」,アンモニアは「アルカリ性」を示します。 酸性・中性・アルカリ性は,水溶液の性質を表します。
酢酸水溶液の酸性は?
酢酸水溶液、つまり酢酸が水に溶けると、上の図のようにCHCOOH-とH+に別れ、水素イオン・H+が出ます。 酸性を示すのは「水素イオン・H+」があるからです。 また、電気を通すのはCHCOOH-と、H+のイオンのためです。 酢酸以外のほかの酸も、水溶液の中では水素イオンを出すのでしょうか。