女節(下)側の部位で、内臓付近の腹回り(カミ)が大トロとされ、ナカ・シモに向かうにつれ中トロ、トロと脂ののりが少なくなっていく。 腹部のスジは強く太い(しっかりしている)。 皮側が特に脂がのり、高級部位となる。
マグロの中トロってどこの部位?
中トロ 中トロは、腹身と背身にあり、適度に脂が乗っており、大トロ、赤身、血合いをのぞいた部分です。 中トロは、寿司店でマグロの部位の中で大トロの次に値段が高く、その脂の部分と赤身の部分のバランスがうまく調和し、特有の程良い甘みとしっとりとした脂の乗りが大きな魅力となっています。
大トロってどこの部分?
大トロはマグロの頭に近い腹部のことです。 また、大トロがとれるのは「くろまぐろ」と「みなみまぐろ」の2種類からのみで、希少な部位ということが分かりました。 また、脂がよく乗っているだけあり、赤身と比較するとカロリーが大幅に高くなっています。
大トロと中トロ どっち?
「赤身だと物足りないけど、大トロの脂はちょっと……」 中トロよりもさらに脂身が多いのが大トロです。 部位でいえば「腹かみ」から「腹なか」にかけて多く見られます。 1匹のマグロから取れる割合がとても少なく、そのため市場では高値で取引されています。 トロ以外の部分は赤身と呼ばれます。
天身 どこ?
「天身」は、まぐろの一番中心部に近い背骨の周りにある身で、きめ細かにサシが入って身が柔らかく上品な味わいがあり、マグロ通(お寿司通)が必ず注文する部位です。 「天身」の部位は特に極上になるので、高級寿司屋で一カン1,000~2,000円になるそうです。 もちろんスーパーに並ぶ事はほとんどありません。