塩には脱水作用があり、濃度が2%以上の食塩水は、野菜から水を吸い出すことができます。 「青菜に塩」ということわざがあるように、野菜を塩もみすると野菜から水分が抜けてしおれたように柔らかくなるのはそのためです。
野菜 塩 水 なぜ?
一方、野菜に塩をふると、表面についた水分に塩が溶け濃い塩水ができます。 これにより野菜の外側の塩分濃度が高くなるため、これを調整しようと浸透圧がはたらき、野菜の内側から外側へと水分がしみ出してきます。
青菜に塩をかけるとなぜしおれるのか?
青菜の場合でいうと、膜の外側にまぶした塩が溶質として周囲の水分でとけて、濃い食塩水になる。 一方、膜の内側は、もともとの青菜の成分で、食塩水にくらべて低い濃度である。 そのため、青菜の中の水分が外へ外へと出て、青菜がしおれていくことになる。
なめくじ 塩 なぜ死ぬ?
体にかかった塩が粘液にとけて濃い食塩水ができると、ナメクジの体内の水分が半透膜を通して外へ出て行ってしまいます。 その結果、ナメクジの体は小さくなるのです。 ちぢんだナメクジは、水をかけると元気に回復することもありますし、そのまま死んでしまうこともあります。
塩抜き 塩 なぜ?
塩水を使う事で濃度の差が少なくなり、ゆっくりと塩分が抜けていきます。 塩化ナトリウムやうま味だけが先に抜けてしまうのを防ぎ、適度な塩分を残しつつ、余分な塩分を抜く事ができるのです。
