糖尿病の人はどうして感染症にかかりやすいの? 糖尿病をお持ちの方は、血糖値が高くなることで白血球や免疫に関わる細胞の機能が低下し(例えば殺菌能の低下など)、病原菌と十分に戦えない状態になることがあります。 また、糖尿病に合併する血流障害や神経障害、人工透析の実施などは感染の重症化に影響すると言われています。
糖尿病 好中球 なぜ?
高血糖になると毛細血管の血流が悪化します。 これにより、身体中に十分な酸素や栄養を届けられず、細胞の働きが低下し、好中球が感染部位に到達しにくくなります。
糖尿病 術後感染 なぜ?
高血糖では手術創部の感染リスクが高くなる これは手術を受けた患者さんにおいても同様で、高血糖の患者さんの創部は細菌にとって絶好の繁殖地になります。 それを裏づけるように、糖尿病を併発する患者さんでは術後感染の危険性が高く、血糖値のコントロールがとりわけ感染対策として重要であることが報告されています。
感染症 血糖値上昇 なぜ?
一度細菌類に感染すると、インスリンを効きにくくする物質(サイトカインなど)が多くなって、血糖値は普段よりも高くなります。 このことが糖尿病の状態をより悪くしてしまい、感染症をさらに進行させてしまうという悪循環が生まれます。
糖尿病 尿路感染 なぜ?
自律神経も障害がみられ、排尿するときの膀胱の神経が適正に機能しないので、膀胱内に尿が残ったままとなっています。 そのため、残尿に病原体が増殖し、膀胱炎や腎盂腎炎といった尿路感染症になりやすいのです。 糖尿病の患者の口腔内や食道の粘膜では真菌が増殖しやすくなっており、同様のことが外陰膣部についてもいえます。
