どうすれば殺菌できる? サルモネラ、病原性大腸菌、カンピロバクターなどの食中毒菌の多くは、75℃以上1分間の加熱でほとんど死滅する .
のときに加熱温度を下げると、殺菌に必要な時間は長くなりますか?
逆に、 のときに加熱温度を下げると、 のときに同じだけ加熱温度を下げた場合に比べ、90%殺菌に必要な時間は長くなります。 つまり、Z-値の大小というのは、加熱温度の上下が、細菌の寿命をどれくらい大きく左右するかという指標です。
どのくらいの温度でリステリア菌が滅菌されますか?
63℃30分で特定の生菌がどれだけ滅菌されるのかがわかります。 リステリア菌に対しては、10D reduction(生存率:1/10,000,000,000=100億分の1)、99.99999999%死滅させると予測できます。 同等の加熱条件を導き出すには、ある温度 に対するD値の対数値がかかわります。
殺菌メカニズムはどのように作用していますか?
物質や空間の殺菌処理には、抗菌剤、電磁波、熱、圧力など、多くの方法があり殺菌方法の数だけ殺菌メカニズムが存在します、その殺菌メカニズムは非常に複雑であり複数のメカニズムが相乗的に作用し合って強い効果を発揮しています。 殺菌の方法としては熱を利用する熱殺菌、熱を利用しない冷殺菌および物理的殺菌に分けることができます。 この中で熱殺菌は、字のごとく加熱により殺菌する方法であり、超高温殺菌、高温殺菌および低温殺菌に分けることができます。 冷殺菌は、化学的殺菌(殺菌剤を利用する)と物理的殺菌(高圧力、電磁波、プラズマ、電子線などを利用する)があります。増殖抑制は、化学的抑制、物理的抑制および物理化学的抑制があります。
冷殺菌には、殺菌剤と殺菌劑がありますか?
冷殺菌は、主として化学的殺菌(殺菌剤:液体、固体、気体および固定化殺菌剤など)と物理的殺菌(高圧力殺菌、電磁波殺菌およびプラズマ殺菌など)があります。 抗菌剤および殺菌剤には、液体 (アルコール系、水溶性殺菌剤など)、気体 (オゾン、二酸化塩素ガス、エチレンオキサイドなど)、固体 (二酸化チタン、無機銀系抗菌剤、銀担持リン酸ジルコニウム系抗菌剤、銀担持アクリル繊維)、ハイブレッド系抗菌剤および固定化殺菌剤などがあります。