日本に水田が定着した大きな理由として、まずは農地としての優秀さが挙げられます。 つまり、太陽エネルギーの変換率が非常に高いこと。 現在の日本は外国からたくさんの食料を輸入していますが、江戸時代は完全に自給自足、つまり、国内の農地から生産されたものだけで約3000万人が暮らしていたわけです。
なぜ稲は水田なのか?
イネは、根から茎・葉まで空気を通すことができるのに加え、根から酸素を逃がさないようにするバリアがあるので、たとえ根が酸欠状態になっても、茎・葉で吸収した酸素を根まで効率よく送ることができるので、水を張った水田でもイネは育つのです。 水田が作ってくれる安全な環境。
水田の利点は?
水田は、何千年も前から私たちの主食である稲(いね)を、雨が降(ふ)っても表面の土や土の中の栄養分が流れ出ないようにし、病気や害虫、気温などの環境(かんきょう)の急激(きゅうげき)な変化から守り、安定した収穫(しゅうかく)が得られるように育てる役割(やくわり)を持っています。
水田 連作 なぜ?
水田は安定した土壌環境を維持することができますので、ご指摘の通り、水田で毎年水稲を栽培しても連作障害は発生しません。 一方、陸稲の場合、偏った土壌環境を修復する湛水処理がないために、連作障害が発生すると考えられています。
水田の特徴は?
・肥料をあまり与えなくても空気や水、そして土壌の中から天然の肥料である窒素やリン酸などを取り出して吸収・利用できる。 ・土の中の水分調節が不要である。 ・連作障害がなく、同じ作物を毎年栽培し続けられる。 ・雑草が少なくなる。
