身の回りの錆(さび)の原因の多くは、空気中にふくまれている「酸素」や「水」にあります。 一部の金属は酸素と水がふれると「酸化」という反応が起こり、別の物質に変わります。 環境中の物質により酸化などの反応を起こして金属が変化したものが錆とよばれるのです。
どうしてさびが発生するのか?
鉄の表面に酸素や水があるとき、化学反応 によって表面から浸食される現象を「腐食」と いいます。 この腐食によって溶け出した鉄と 酸素や水が結びついたものが「さび」なのです (図1)。 鉄がさびることは、実は自然界では ごく普通のことなのです。
なぜ錆びる 水?
金属(鉄)の表面に水が付着すると、空気中から酸素が吸収され、鉄からは鉄イオンが溶けだす。 この酸素と鉄イオンが結合して酸化鉄、つまりさびが発生する。
10円玉はなぜ錆びるのか?
酸素や二酸化炭素や水は十円玉の成分である銅,亜鉛,スズといった金属のさびの原因になります。 ですから汚れのある部分はこれらのさびです。 また,人間の手の表面には油やタンパク質などがあり,十円玉を手でさわるとこれらが十円玉の表面に付着します。
ステンレスはなぜ錆びないのか?
ステンレスは、鉄にクロムを混ぜることで、表面に不動態皮膜と呼ばれる膜を形成します。 クロムは鉄よりも酸素に結び付きやすい特性から、鉄が酸化するよりも先にクロムが酸化し、酸化皮膜となって表面を覆います。 傷がついてもすぐに再生するこの膜のおかげで、錆の発生を防ぎます。
