血液を造るための造血細胞自体の異常や、ビタミンや鉄などの原料不足により赤血球の産生が低下することによって貧血になります。 原料不足の原因には、極端なダイエットや偏食、妊娠や授乳などによる需要の増加、生理、子宮筋腫などの婦人科疾患や胃潰瘍、胃がん、大腸がんなどの消化器系の疾患などによる慢性的な出血があげられます。
貧血 倒れる なぜ?
若い人でよく「飲み会で貧血を起こして倒れました!」と来院する人がありますが、多くは立っているときに起こり、目の前が突然、真っ暗になってめまいや吐き気を伴って、倒れます。 この病態は血管迷走神経反射と呼ばれ、過度の緊張状態、精神的ストレスが誘因となって自律神経である迷走神経のバランスが崩れて血圧低下を引き起こします。
寝不足 貧血 なぜ?
さらに、“睡眠不足”もカラダの栄養が不足する大きな原因のひとつです。 漢方では「血」は夜中寝ている間に徐々に補充されると考えられています。 そのため、睡眠不足や睡眠の質の低下は「血」の不足を引き起こし、貧血を助長する原因になってしまうのです。
貧血 どれくらいでおさまる?
ほとんどの鉄欠乏性貧血は鉄剤の内服で治ります。 1ヶ月ぐらいで貧血の症状は改善しますが、鉄剤ののみくすりは3−4ヶ月間必要となることが多いです。 副作用で鉄剤ののみくすりが休み休みとなる場合は、さらに長期間のむ必要があります。 再発することが多いので、定期的に検査を受けてください。
貧血の一番多い原因は?
一番多い貧血は鉄欠乏性貧血です。 鉄は体の中に入ったら積極的に排泄される経路はありません。 食事が普通にできる方なら、鉄が失われる原因として慢性の出血を考えねばなりません。 不整性器出血、消化管出血などの原因を調べることが大切です。
