その当時、武家社会の中では雑煮は「烹雑(ほうぞう)」と呼ばれていました。 「烹」は煮る事の意味で餅や野菜や肉などを雑多にして煮ることから「烹雑」を煮雑と呼び、これを逆さにしたのが今の「雑煮」になりました。 25 мая 2018 г.
なぜ お正月 雑煮?
お雑煮は神様のお供え物を食べたことから始まった お雑煮に入れる具材はその年の実りと幸せをもたらすと言われている年神様のお供え物だった餅や農作物・海産物などを、さらに新年最初に汲んできた水である「若水」と新年最初に灯した火で煮込んで食べたことから始まりました。
お雑煮はなぜ地域差があるのか?
神様に捧げたのちにありがたくいただく食事であったため、その土地の特上の食材を使用していたことから、お雑煮は地域によって味付けなどが異なる料理となりました。
お雑煮 小松菜 なぜ?
武家文化の強い関東では小松菜や鶏肉を入れ「菜鶏」→「名取り」とし、敵の大将の首を取って名乗りをあげるようにとの心意気が感じられ、一方、京都では「人の頭になって過ごせるように」との願いを込め、頭芋(かしらいも)を入れます。
雑煮 餅の形 なぜ?
お雑煮に入るお餅の形は主に二種類。 丸いか四角いかです。 一説では、岐阜県の関ヶ原が境界線になっているともいわれていて、それより西側は主に丸餅、それより東は主に角餅と言われています。 天下分け目の関ヶ原の戦いが影響しているといわれていて、文字通り「お餅の分け目」でもあるんですね。