当時の人々は午後2時頃から4時頃に空腹を凌ぐために間食を取る習慣がありました。 「不定時法」でこの時間を表現すると、「未(ひつじ)の刻」であり、「昼八つ(ひるやつ)」となるため、「昼八つ(ひるやつ)」が「おやつ」と呼ばれるようになりました。
おやつ なぜ必要?
おやつは1日3回の食事を補助するものです。 3回の食事だけでは1日に必要な栄養量はとりきれません。 子どもの成長に大切なたんぱく質・カルシウム・鉄分を補うための“4番目の食事”として取り入れましょう。 また、間食・おやつは子どもにとって楽しみの一つ。
なぜ3時におやつを食べるのか?
3時のおやつというのは、実は意外と理にかなっています。 午後3時は脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きのあるタンパク質の一種が1日の中でもっとも少なくなり、食べた物がもっとも脂肪になりにくい時間帯です。 逆に夜の10時を過ぎるとそのタンパク質が増加します。 また夕食後は活動量が少なく、消費されないまま脂肪になりやすくなります。
10時のおやつ なぜ?
食事の間隔が長時間空きすぎると、人間の体は次の 食事でエネルギー源になる糖質や脂質を蓄積しようとします。 また必要以上に、空腹を感じるため 1 度に食 べる量が多くなってしまいます。 それを防ぐためにも、間食(おやつ)は午前 10 時・午後 3 時がよいとさ れています。
おやつはいつ食べる?
リズムとしては、日が出るにつれて減少し日が落ちるにつれて増加するため、最も働きの減る午後3時頃が間食をする時間に適しているとされているのです。 反対に、午後19時以降から徐々に働きが増えるため、夜に間食を摂ると脂肪として溜め込まれやすく、太る原因と言われているんですね。