私たち日本人の主食は、お米。では、世界の人々はどうでしょう。南米ペルーの市場を見てみましょう。ペルーの人たちの主食。それは、じゃがいも。
じゃがいもを主食とする国はありますか?
じゃがいもを主食とする国はある? じゃがいもの歴史① 原産地 じゃがいもの原産地は南米アンデスからメキシコにかかる高原地帯で、現在でもじゃがいもの野生種はアンデス高原に存在します。 じゃがいもは紀元後500年頃から栽培され、世界遺産である空中都市マチュ・ピチュの段々畑でもじゃがいもは栽培されていました。 また、ペルーからチリにかけての地域は世界三大穀物の一つであるとうもろこしの原産地でもあり「じゃがいも」と「とうもろこし」はインカ帝国の主食であり、インカの文化を支えていた食材とされています。 空中都市マチュ・ピチュ 美しい段々畑の風景が広がります。 じゃがいもを主食とする国はある? じゃがいもの歴史② ヨーロッパへの広がり
なぜじゃがいもは糖質を多く含んでいるのですか?
簡単に言うと、一般的に知られている「野菜」と比較して、じゃがいもは 糖質を多く含んでいる ということ。 お米を食べる文化のある日本ではあまり親しみがないかもしれませんが、海外などに行くと、じゃがいもで作られたマッシュポテトが糖質摂取源の主食として食卓にあがることも多いのです。
野生のじゃがいもには有害な物質が含まれていますか?
野生のじゃがいもには、人間にとって有害な物質が含まれているからです。 それでもなんとか食べようと、古来、ペルーの人々は知恵を絞りました。 高山気候の特徴である昼夜の温度差を利用すれば、水分を含んだじゃがいもができます。 そのじゃがいもを足で踏みつけると、水分と一緒に毒素も出ます。 こうしてできた乾燥じゃがいも「チューニョ」は、10年も保存できる食料になりました。
