このウリのなかまの実は、水気が多くて、 種がたくさんあるのが特徴(とくちょう)です。 カボチャもメロンもキュウリも、種がたくさんあります。 つまり、スイカに種がたくさんあるのも、ウリのなかまの植物であるからです。 ウメやモモの実は大きくて水気をたくさんふくんでいますが、種は1つしか入っていません。
スイカの種を食べたらどうなるのか?
うっかり食べちゃうことも多いよね。 「スイカの種を食べると虫垂炎になる」なんていう話も聞いたことあるけれど、食べても平気なのかなあ? 答えは、食べても大丈夫。 スイカの種の外側(種皮)はとっても頑丈にできていて、うっかり飲み込んでしまっても、ほとんどが消化されないで体の外へ出てくるんだ。
スイカの種は何個あるんですか?
でも、いっぱん的に言われているのが、スイカはだいたい400個~500個の種があると言われています。 そして小玉スイカという、丸ごと冷蔵庫に入ってしまうスイカの種は250個ぐらいと言われています。
スイカの種はなぜ黒い?
黒い色になるのは種子が成熟するにしたがって、黒色に見える色素が合成されてくるからです。
なぜスイカには縞模様があるの?
縞模様でよく目立つスイカは鳥にも食べられ、スイカの種を食べた鳥が遠くの場所で種が混じった糞(ふん)をすることで、その分布域が広がることとなった。 このようにスイカの黒い縞模様は突然変異で生まれたものである。 そして、現在のスイカに縞模様があるのは、その突然変異したスイカの種を鳥が食べ、遠くへ運んで広まった結果である。