市販(しはん)のきゅうりの中には、白い未熟(みじゅく)な種(たね)が見られると思いますが、本来(ほんらい)きゅうりは種が熟(じゅく)すまでは、食べられたくないためにとげとげをつくって自分の身を守っているのです。
きゅうりのブツブツは何?
それは、「ブルーム」と「イボ」です。 一つ目の「ブルーム」は、雨や乾燥から身を守るために出す成分で、きゅうりの表面を覆う白い粉のことです。 しかし、ブルームを出す品種は見栄えが悪いという理由から、表面がつやつやしたブルームレスが主流となっています。
きゅうり アク抜き なぜ?
きゅうりの緑色の皮のすぐ下には、水や養分などが流れる維管束という管があります。 この管を流れる液の中に、苦味や渋味の元になる「蟻酸(ぎさん)」という物質が存在し、これがきゅうりのあくです。 この液を減らすことが、きゅうりの苦味を減らすことにつながります。
キュウリイボ なぜ?
トゲや苦味はキュウリの果実が小さなうちに動物などに食べられなくするためだと考えられています。 果実が充分熟し、内部の種子が充実するころになると、苦味が消え、イボ(トゲ)も目立たなく、食べ易くなります。 それで動物たちに種子を遠くに運んでもらえるようになるのです。」
