「はさがけ」の利点としては、刈り取った稲を高水分の水田から空気中に持ち上げ、 日光と風によって乾燥することで乾燥効率を上げるという意味もあります。 現在では、農産物の規格により、水分が15パーセントくらいになるまで乾燥させ ます。
稲を干すなぜ?
じつは、刈られてもまだ稲にはエネルギーが残っています。 稲は最後の力を振り絞り、エネルギーを次の世代に託そうと藁の栄養を実に移していくのだそうです。 こうして天日干しの間にお米が熟成され、おいしいお米になるのです。
はぜ掛けのやり方は?
稲ははぜ棒に2段に掛けます。 下の段の稲のかけ方は、バインダーで束ねた1束を1対9か2対8ぐらいに割り掛けますが、最初に、掛ける人の側に1または2の割合の部分が来るように掛けたら、次にはその反対の割合の部分が来るように掛け、これを繰り返します。
掛け干し米の味は?
それは、「天日干し」をしたお米は圧倒的に「美味しい」ということです。 太陽と風、自然の力によって乾燥をしたお米は、一粒一粒にうまみがギュッと凝縮されます。 ゆっくりと乾燥を進めることで、ひび割れや痛みのないお米ができあがり、炊いたときの香り・コシ・つやが素晴らしい状態に仕上がるのです。
稲を刈った後どうするのか?
昔ながらの「脱穀(だっこく)・籾すり(もみすり)」 稲刈りが終わったら、1週間ほど「稲架(はさ)掛け」をして、稲を自然乾燥させます。 その後、脱穀(だっこく)・籾すり(もみすり)の作業に入ります。
