アメリカでは、大豆の生産がさかんです。 大量の大豆を、大型機械を使い少ない人手で効率よく栽培するため、安く売ることができます。 その結果、アメリカ産の大豆は世界中に輸出されています。 また、最近では遺伝子を組み替えた大豆も作られています。
アメリカ 大豆 何に使う?
アメリカやブラジルは大豆の2大生産国ですが、それぞれの国内で食用として使われるのは1割もありません。 海外では油脂やバイオディーゼル燃料、家畜の飼料など食用以外の用途でほとんど消費されます。
中国 大豆輸入 なぜ?
大豆は、食用はもちろん、大豆ミール(と呼ばれる大豆油を絞り取ったあとの大豆の粕を粉砕して作られた粉末)にして家畜や養殖魚の飼料として使用します。 現在、主要な輸入国である中国は、人口増加による国内の穀物需要増加に備えて、主食の作付けを優先したため、大豆の需要増加に伴い、外国から輸入せざるを得なくなりました。
大豆はどこから輸入されているか?
こたえ 2019(令和元)年の貿易統計(ぼうえきとうけい)によると、大豆の輸入量(ゆにゅうりょう)は339万トンです。 おもな輸入先別輸入量は、アメリカ249万トン(73%)、ブラジル55万トン(16%)、カナダ33万トン(10%)となっています。
大豆 どこの国?
【2020年】順位国名単位:トン1ブラジル121,797,7122米国112,549,2403アルゼンチン48,796,661