チョコレートのブルーム現象はどうして起きるのでしょうか。 チョコレートはココアバターという脂肪分がたくさん含まれています。 このココアバターは28℃前後で溶けはじめ、さらに温度が高くなると、分離してチョコレー トの表面に浮き出てきます。 これが冷えて固まると、ブルームになるのです。
チョコレートが溶けるのはなぜ?
カカオペーストには脂肪(しぼう)、つまりバターやマーガリンのような油分がたくさん入っています。 この油分は、温度が低いとかたまり、温かくなるととけるという性質をもっています。 チョコレートも、この油分がたくさん入っているために、温度が高くなるととけるのです。
チョコレート どのくらいで固まる?
チョコレートの種類スイートチョコレートホワイトチョコレート溶解温度50~55°C40~45°C下降温度27~29°C26~27°C調整温度31~32°C29°C
なぜチョコは固まらないか?
検証の結果、チョコレートのカカオ分が高いほど固まりやすく、その差は明らか。 板チョコが固まりにくいのは、カカオ分の他に砂糖や植物油脂がたくさん含まれているから。 同じ板チョコでも、カカオ分が多いビターのほうが固まりやすいです。
生チョコ なぜ生チョコ?
ご存じの方も多いと思いますが、生チョコの「生」は、生クリームの「生」。 生クリームチョコレートの略なんですね。