ビタミンが保健量より多ければ、酵素がスムーズに働き、代謝が円滑に進みます。 しかし、必要量は満たしても、保健量より少ないビタミンでは、体は負担を負いながら正常な機能を保とうとします。 その結果、臓器に異常がないのに倦怠感や疲労感、目まい、頭痛、動悸、息切れ、発汗異常、便秘、下痢などの不定愁訴が現れます。
ビタミン不足 なぜ?
主な原因は食生活の乱れなどによるビタミンの摂取量が不足することですが、体内に取り入れたビタミンを吸収する消化管の病気、妊娠などによってビタミンの必要量が増加することもビタミン欠乏症の原因となります。
ビタミン B 12が欠乏するとどうなりますか?
ビタミンB12欠乏症 貧血が起こり、蒼白、筋力低下、疲労が生じ、重度の場合には息切れやめまいも起こります。 重度のビタミンB12欠乏症によって神経の損傷が起きることがあり、手足のチクチク感や感覚消失、筋力低下、反射消失、歩行困難、錯乱、認知症が起こります。
ビタミン D が不足するとどうなるか?
ビタミンDが欠乏すると、腸管からのカルシウム吸収の低下と腎臓でのカルシウム再吸収が低下し、カルシウムが不足して低カルシウム血症となります。 そのため、骨の軟化がおこり、成人、特に妊婦や授乳婦では骨軟化症になります。 また、小児の場合は骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になったりします。
ビタミンCが不足するとどうなる?
ビタミンCが不足すると、コラーゲンが合成されないために、血管がもろくなり出血を起こします。 これが壊血病です。 壊血病のそのほかの症状としては、いらいらする、顔色が悪い、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などがあります。
