ヨウ素制限食について アイソトープ(放射線ヨウ素)検査・治療は、ヨウ素が甲状腺に集まるという特性を利用して行うため、検査・治療を受ける患者様については、1~2週間ほど前からヨウ素を多く含む食品の制限をしていただくことになっています。 そのため当院では、入院されている患者様に「ヨウ素制限食」をご提供しています。
甲状腺 ヨード制限 なぜ?
甲状腺の病気の検査や治療に放射性ヨウ素が使われることがあります。 甲状 腺がヨウ素を取り込むという特性を利用しているため、食事からヨウ素を摂 取してしまうと甲状腺に放射性ヨウ素が取り込まれにくくなり、治療効果が 下がってしまいます。 ですから、食事からのヨウ素摂取を制限する必要があ ります。
甲状腺検査のヨード制限は?
放射性ヨードを使った甲状腺の検査では、食べ物や薬の影響を除くために、1週間程度のヨード制限が必要になります。 CTなどのヨード造影剤も禁止です。 テクネシウムも、ヨードと同じように甲状腺に取り込まれ、甲状腺の機能を反映します。 しかし甲状腺ホルモンには組み込まれず、ゆっくりと排泄されます。
アイソトープ ヨウ素制限 いつまで?
外来では連続した2日間の通院、入院では1週間の入院で治療を行います。 いずれも1週間前から治療後3日間のヨウ素制限(食事制限)と抗甲状腺薬(メルカゾール、チウラジール/プロパジール)、無機ヨウ素(ヨウ化カリウム)や甲状腺ホルモン薬(チラーヂンS)の中止が必要です。
バセドウ病 ヨウ素 なぜ?
逆に、昔のことですが、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の人はヨードを取ってはいけないと指導された事もありました。 ヨードが甲状腺ホルモン産生の原料であることから、機能亢進時にヨード摂取することは、「火に油を注ぐ行為」と考えられたからです。
