逆に、昔のことですが、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の人はヨードを取ってはいけないと指導された事もありました。 ヨードが甲状腺ホルモン産生の原料であることから、機能亢進時にヨード摂取することは、「火に油を注ぐ行為」と考えられたからです。
バセドウ病 ヨウ素制限 なぜ?
甲状腺の病気の検査や治療に放射性ヨウ素が使われることがあります。 甲状 腺がヨウ素を取り込むという特性を利用しているため、食事からヨウ素を摂 取してしまうと甲状腺に放射性ヨウ素が取り込まれにくくなり、治療効果が 下がってしまいます。 ですから、食事からのヨウ素摂取を制限する必要があ ります。
アイソトープ ヨウ素制限 なぜ?
ヨウ素制限食について アイソトープ(放射線ヨウ素)検査・治療は、ヨウ素が甲状腺に集まるという特性を利用して行うため、検査・治療を受ける患者様については、1~2週間ほど前からヨウ素を多く含む食品の制限をしていただくことになっています。 そのため当院では、入院されている患者様に「ヨウ素制限食」をご提供しています。
ヨウ素を摂りすぎるとどうなる?
ヨウ素を過剰に摂取すると、甲状腺機能低下症、甲状腺腫、甲状腺中毒症が起こります (1) 。 この他、体重減少、頻脈、筋力低下、皮膚熱感などの症状が見られることもあります (6) 。 食事摂取基準では、日本人の食生活の現状に合わせた上限量を算定しています (1) 。
ヨード過剰摂取 甲状腺機能低下 なぜ?
詳しい機序は分かっていないのですが、ヨードを摂りすぎるとヨードが甲状腺の組織内に蓄積してホルモン産制の過程を抑制してホルモン産生が低下して甲状腺機能低下をむしろ悪化させてしまいます。
