「蒸気圧」 とは、液体と蒸気が気液平衡の状態にあるときの 蒸気の圧力 のことなのです。
蒸気圧 何で決まる?
蒸気圧は物質に特有の物性値であり、温度に依存して決まる。 物質の沸点とは、その物質が液相にあるときの蒸気圧が外圧に等しくなる温度である。 また、物質の昇華点とは、その物質が固相にあるときの蒸気圧が外圧に等しくなる温度である。 さらに物質が液相と固相の平衡状態にあるときの蒸気圧が外圧に等しくなる温度は三重点と呼ばれる。
蒸気圧 高いとどうなる?
上述のように、気体と液体が共存し、気液平衡の状態になっているときの気体の圧力を飽和蒸気圧、または、単に蒸気圧といいます。 飽和蒸気圧が高い(低い)気体ほど、蒸発しやすい(しにくい)気体です。
蒸気圧降下 なぜ起きる?
しかし、純溶媒と比べると、 溶液は蒸発している分子の数が少ない ですね。 これは溶質分子が邪魔をして、溶媒分子が外に出にくくなっているからです。 そのせいで、純溶媒とくらべて、 溶液の蒸気圧は下がってしまう のです。 この現象を、 蒸気圧降下 と呼びます。
沸騰 蒸気圧 なぜ?
水は1気圧(760.0mmHg)の状況下において100℃以下では蒸気圧が外気圧よりも小さいために沸とうすることができません。 水が内部から気化しようとするのを外気圧がおさえているのです。 しかし、100℃に達すると外気圧と蒸気圧が等しくなって、内部でも蒸発が起こるのです。 これが沸とうという現象なのです。
