運動時に低血糖を起こす仕組みについて 糖質は、主に身体の筋肉や肝臓にグリコーゲンというエネルギー源となって蓄積されています。 このグリコーゲンは運動時のエネルギー源となって消費されます。 そのため強度の強い運動や持久力を有する運動を実施した場合、筋肉に貯蔵されているグリコーゲンが枯渇してしまい低血糖を引き起こします。
糖尿病 運動 低血糖 なぜ?
糖尿病の基本的な治療に運動療法があることからわかるように、運動をすると血糖値が下がります。 これは、運動をすることでインスリンに対する感受性がよくなることや、筋肉細胞でブドウ糖を消費するためです。 このため運動中や運動後には低血糖が起こりやすく、長時間の運動やいつもより強度の激しい運動をした場合は要注意です。
低血糖 眠気 なぜ?
食後に血糖値が急激に上がり過ぎると、糖をエネルギーに変えるインスリンが大量に分泌され、反動で血糖値が急降下。 今度は低血糖状態になり、食後に強い眠気や倦怠感を感じたり、イライラしやすくなったりします。 こうして血糖値スパイクが続くと、血液中に余った糖が体内の組織や細胞にたまり、「糖化」という反応が進みます。
無自覚性低血糖 なぜ?
無自覚性低血糖が起きる原因は二つあります。 一つはQ.583でお話ししたように、合併症の神経障害が原因となる場合です。 もう一つは、中等度〜重度の低血糖の低血糖を起した場合です。 中等度〜重度の低血糖を経験すると、低血糖の自律神経症状が現れにくくなって、いきなり中枢神経症状が現れることがあります。
血糖値が低いのはなぜ?
重症低血糖が起こる原因は、「食事の量(または炭水化物の量)が少ない」、「食事の時間の遅れ」、「薬の種類や量の誤り」、「シックデイ※1」 、「アルコールの飲みすぎ」などが大半を占めています。
