日本人の生活と切っても切り離せない、魚食の歴史。 貝塚からさかなの骨や貝殻がたくさん発掘されていることから、いまから1万年以上も前に始まった縄文時代には、すでにさかなを獲って食べていたことがわかります。 縄文中期の遺跡からは、海水魚、淡水魚をはじめ、イルカやクジラの骨まで発掘されているそうです。
魚はいつから食べられているのか?
――日本は魚とどのようにかかわってきたのでしょうか。 日本は周囲を海で囲まれた海洋国家です。 昔から魚を捕る機会は多く、縄文時代中期(約5000-4000年前)からすでに魚食をしていた記録が残っています。
日本人は刺身はいつから食べ始めたか?
江戸時代には 江戸時代、刺身や鱠(なます )を庶民が盛んに食べるようになりました。 この頃の鱠(なます )は、ショウガ、タデ、芥子(からし)、 ワサビなどをつけて、酢を和して食べるものらしいです。 これは、1695年に刊行された「本朝食鑑」(ほんちょうしょっかん)に書かれているようです。
なぜ日本は魚を多く食べるのか?
日本人が魚をたくさん食べるのは、日本が島国であり、さまざまな種類の魚が手に入るからです。 日本は仏教文化を持つ国として知られており、食用のために動物を殺すことを信じていないため、動物性タンパク質の主な供給源として魚を利用しています。
刺し身は何故さすのか?
先述の通り、日本料理の原型が確立した室町時代、刺身や造りは「切り身」と呼ばれていた。 魚の区別がつくように、尾頭や尾ビレを実際に切った身に刺していたことから「刺身」と呼ばれるようになった。 また当時は武家社会。 忌み言葉である「切る」は、縁起が悪いので「刺す」を使うようになったとも言われている。
