干物(乾製品)は魚介類の水分を乾燥によって減らすことで貯蔵可能なように加工した食品である。 干して乾燥することで、独特の食感とそれに伴う食味が生まれ、蛋白質が分解されて旨味が形成される。 旨味が増すのは、水分が減って味が濃密になるほか、魚の死後に増えるイノシン酸が寄与している。
魚 なぜ干す?
干物とは、魚肉から塩水で水分を抜き、さらに2~3時間天日で干して水分を少なくしたもの。 そうして水分を少なくすることで、うま味成分のアミノ酸を濃縮し美味しくしているのと、腐りやすかった魚の保存性を良くしているのです。
魚の干物はなぜ腐らない?
干物は最適な温度と湿度の中、含まれている水分を取り除くことにより、微生物の繁殖を抑えています。 また、多くの干物は塩漬けされています。 食塩水の中では微生物が成育しにくいため、腐敗を防いでいるのです。
魚 干す 何日?
冷蔵する場合干物を冷蔵保存する場合は、臭いもれ・酸化防止のため、1枚ずつラップで包み、密閉できる袋に入れます。 袋の空気をよく抜いて、可能なら0℃付近のチルド室で保存しましょう。 冷蔵保存の賞味期限の目安は、約5日間と短いので注意が必要です。 5日以上食べないことがわかっている場合は、冷凍した方がよいです。
干物 何時間干す?
風通しの良い日陰で干す時間は6~12時間乾かしてください。 干す魚の大きさによって時間を調整します。