体重減少をきたす疾患として実際に多いのは, 悪性腫瘍,精神神経疾患,消化器疾患,内分泌疾 患などである。 その他,心肺疾患,飲酒や薬剤の 影響,HIV 感染症なども原因となりうる。 悪性腫 瘍の中で多いのは,消化器癌のほかに,肺癌,泌 尿生殖器癌,血液系悪性腫瘍などである。
体重減少 何科を受診?
体重の減少で病気を疑う場合は、まず内科・消化器内科を受診してください。
癌 どこから痩せる?
がん細胞が過剰に炎症性サイトカインを放出すると、体全体に炎症が広がり、代謝機能が衰えて栄養の利用効率が悪化します。 さらに、体内のたんぱく質を分解する酵素の働きを促進させるため、全身の筋肉が落ちてしまい、痩せが起こると考えられています。
ガンで痩せるのはなぜ?
がんになると、食欲不振や体重減少などが起こりますが、原因の一つにがん悪液質があります。 がん悪液質では主にがんがつくり出す「サイトカイン」という物質によって、たんぱく質、炭水化物、脂肪などの代謝に異常が起こります。 その結果、筋肉量や脂肪量が減少することで体重が減ってきます。
癌 どれくらい痩せる?
がんにかかると、おおよそ30~80%の人が痩せてしまうといわれています。 特に消化器がんや頭頸部のがんでは、おおよそ70~80%の高い確率で体重が減少すると考えられています。
