塩は、私たちの身体の中の血液・消化液・リンパ液などの体液に、イオンの状態で溶けています。 そして、細胞の内と外との体液の圧力(浸透圧)を調整し、バランスを一定に保つ働きをしています。 実はこのバランスが、食べ物から栄養素を吸収するためにとても重要なのです。
塩分を取らないと人はどうなる?
血液循環が悪くなることで、頻脈、低血圧、頭痛、倦怠感や疲労感、さらに消化液の減少によって食欲不振や吐き気を引き起こしたり、筋力が低下し筋肉痛が起こりやすくなったりすることがあります。 また、急激に減少することで、筋肉のけいれん、昏睡状態に至ることもあります。
人間 塩 何%?
塩は体内で塩化物イオンとナトリウムイオンの状態で存在し、人間の体に大切な働きをしています。 体の中にある塩化物イオンは胃酸のもとになって、胃で食べ物を消化したり殺菌したりしています。 ナトリウムイオンは、小腸で、食べ物から得た栄養を吸収するのに必要です。 人の体はとてもたくさんの細胞からできています。
どんな塩が体にいいのか?
健康を重視するのであれば「ナトリウム以外のミネラルの多い塩」を選びましょう。 一般の食塩は99%以上が塩化ナトリウムですが、天然塩の場合、マグネシウム・カリウム・カルシウムといったミネラル分が豊富に含まれています。 体にとって大切なミネラル分を摂取することができるため、健康に気を使うのであればとくにおすすめでしょう。
塩はなぜうまいのか?
また塩は香りを引き立てるので、一層美味しく感じさせます。 塩を加えるとナトリウムイオンは食材の中に残っている水分に引きつけられるため、香りの元となっている分子といった揮発性のある物質が蒸発しやすくします。 こうした物質は舌にこそ触れませんが、風味を感じる上で大きな貢献をしています。
