世界保健機関(WHO)の定義によると、新興感染症は「かつては知られていなかった、この20年間に新しく認識された感染症で、局地的に、あるいは国際的に公衆衛生上の問題となる感染症」とされている。 この定義は1990年に初めて発表されたものであり、1970年以降に発生したものが新興感染症として扱われている。
新興感染症とはどのような感染症か?
新興感染症とは、1990年にWHO(世界保健機関)によって、新しく認識された感染症の中で局地的あるいは国際的に公衆衛生上の問題となる感染症と定義されています。 新興感染症の全てが命にかかわる病気を引き起こすわけではないですが、発生初期に原因や感染経路がわからないため、急速に世界中に広まってしまうという危険性があります。
再興感染症 どのような感染症か?
抗生物質などの発達により一時期は制圧できたものの、何らかの原因で再度公衆衛生上問題となった疾患を指す。 現在再興感染症に挙げられるものとして、結核、マラリア、デング熱、狂犬病、黄色ブドウ球菌感染症などがある。
新興感染症はなぜ発生するのか?
新興感染症の発生の背景には、新しい病原体の発生や毒性の変化など病 原体側の要因もあるが、世界的な人口の増加や、森林破壊、地球温暖化、 人口の都市集中など社会・環境的な要因が関与しているともいわれている。
再興感染症 なぜ?
新興・再興感染症の流行の原因にはいろいろなことが考えられます。 例えば抗生物質の不適切な使用による耐性菌の出現、予防注射の受診低下や拒否、交通機関の発達による人の移動の増加とスピード化、開発に伴う環境汚染や生態系の変化、性交渉の無秩序化、加工食品の変化などが挙げられます。
