蚊は、人の毛細血管に針のような口を突き刺して血を吸いますが、この時に唾液を出します。 この唾液は、刺した時に人に痛みを感じさせない麻酔作用や、血が空気に触れて固まるのを防ぐ作用など、色んな成分が含まれています。 これが、人の体の中に入ると、その部分がアレルギー反応を起こし、“かゆく”感じるのです。
蚊 なぜ刺せる?
蚊はストロー状の針と2本のノコギリ状の針を微細に上下に振動させながら皮膚をサクサクと切り裂き、針全体を皮膚の中に差しこんでいきます。 この6本の針束は、直径約80μmと髪の毛1本分の細さしかなく、皮膚の痛点を避けることができるため痛さを感じないのです。 最近、この蚊の針をヒントに痛みの少ない注射針が開発されました。
なぜ蚊に刺されるとかゆくなるのか?
蚊は人を刺して血を吸います。 刺した時に蚊の唾液に対するアレルギー反応が起こり、皮膚の中にヒスタミンというかゆみの原因物質がでてくるためかゆくなります。 刺されたところはアレルギー反応で血管が膨れ血液の成分がにじみ出るためぷっくり腫れます。
蚊に刺されるとどうなるの?
蚊に刺された場合の皮膚反応としては、刺されてすぐに出現する発赤、かゆみ(即時型反応、資料3)と、刺されて1~2日で出現する発赤、かゆみ(遅延型反応、資料4)があります。 これらの反応は年齢と共に変化します。
蚊に刺されたところがいつまでも痒い?
即時型+遅延型 蚊に刺された直後かゆみに襲われ、その後も長くかゆみが継続してしまう症状です。 小学生くらいの年代に特に多い症状です。 蚊に刺されて、マスト細胞によるヒスタミンの分泌により蚊の唾液成分を排除しようとする反応にとどまらず、しばらく時間をおいて白血球による免疫反応まで引き起こす症状です。
