発生原因施設は、他の食中毒と同様に飲食店、仕出し屋、旅館、学校などの集団給食施設による事例が多く、カレー、シチュー、スープ、麺つゆなどのように、食べる日の前日に大量に加熱調理され、大きな器のまま室温で放冷されていた事例が多く見られます。 『加熱済食品は安心』という考えがウエルシュ菌による食中毒の発生原因となっています。
ウェルシュ菌 何にいる?
ウエルシュ菌(Clostridium perfringens )は、ヒトや動物の大腸内常在菌であり、下水、河川、海、耕地などの土壌に広く分布する。 ヒトの感染症としては食中毒の他に、ガス壊疽、化膿性感染症、敗血症等が知られているが、本稿では最も多発するウエルシュ菌食中毒を中心に記載する。
ウエルシュ菌 どこから?
ウエルシュ菌は、人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布する菌で、酸素を嫌う嫌気性が特徴です。 健康な人の便からも検出され、保菌率は青壮年よりも高齢者のほうが高い傾向があります。 また、家畜(牛、豚、鶏)の糞便や魚からも検出されます。
ウェルシュ菌 何時間で増える?
腸管に到達したウェルシュ菌は、空気のない温かい環境で6~18時間(平均10時間)増殖し、やがて芽胞を作る。 この芽胞が毒素(エンテロトキシン)を産生して下痢や腹痛を引き起こすのである。
ウェルシュ菌 いつ?
ウエルシュ菌による食中毒では原因食品の食後8-15時間(:6-24時間のこともあります。) で症状が出現します。 症状としては、水のような下痢・腹痛・ガスです。 吐き気や嘔吐、発熱は少ないです。
