約2万年前の厳しい氷河期(*1)の食糧難をしのぐために、そしてその後の温暖化による大型獣の減少と植生の変化に対応するために。 そこで大いに役だったのが、土器でした。 石器ではナイフはつくれても、調理方法は「焼く」くらいしかありません(*2)。 でも2万年前の土器の発明により「煮炊き」ができるようになりました。 1 мар. 2018 г.
なぜ土器を作った?
粘土から水の漏れない容器を作り出した土器は、人類が初めて手にした化学変化の産物である。 食料を煮炊きし、貯蔵することができるようになり、さらに土偶などと共に文様装飾を施すなど芸術性を発露させ、人類文化の発展を導いた。 土器の発明というイベントがもつ歴史的意義は、この十数年間の考古学的発見により、大きく変わってきた。
土器の目的は?
縄文土器の使用用途には食料資源の調理・加工や盛り付け、祭祀目的が考えられている。 縄文土器のうち深鉢などには煮沸痕を有するものがあることから、食料を煮る(煮沸)ため、あるいは貯蔵するために用いられたと考えられる。
土器の発祥は?
ロクロによる土器製作が最も古いのは西アジアで、約5000年前にさかのぼる。 中国では約4000年前の大汶口文化後期から竜山文化にかけて、南アジアでもほぼ同時期のインダス文明の時期に遡る。 日本では、約1600年前の古墳時代の須恵器がロクロ使用の始まりである。
土器の使用 いつ?
世界初の土器を生み出したのが縄文文化です 縄文時代のスタートは、今から約1万5000年前。 日本列島の温暖化が始まった旧石器時代終盤から弥生文化の直前まで、1万3000年ほど続きました。
