中でも有力なのはペルーで発祥したトマトが10世紀頃にメキシコに伝えられ、そこで栽培化されたという説。 メキシコから世界各地へ広まったトマトは当初観賞用として栽培されていました。 食べ物として栽培されるようになったのは、18世紀頃と言われています。
トマトはいつ日本に来た?
日本にトマトが伝わったのは17世紀なかば。 徳川四代将軍・家綱のおかかえ絵師・狩野探幽が「唐なすび」と呼び、1668年にスケッチしています。 文献でもっとも古いものは、江戸前期の儒学者・貝原益軒の『大和本草』(1709年)で、「唐ガキ」と紹介されています。 最初はヨーロッパ同様、観賞用として珍重されていました。
イタリア トマトいつ?
イタリアに初めてトマトが上陸したのは16世紀半ばのナポリ。 当時のナポリはスペインの支配下にあり「ナポリ王国」と呼ばれ、繁栄した豊かな都市でした。 トマトはもっぱら裕福な貴族たちの観賞用の植物として楽しまれていただけでした。
トマトが野菜になったのはいつ?
日本においても江戸時代1668年の狩野探幽の「写生帖」には、唐なすびという言葉と共に、トマトの絵が描かれていますが、実際に野菜として栽培されるようになったのは、明治維新以降です。 明治初期から昭和初期までは、アメリカ、イギリス、フランスから品種を輸入し、そのまま栽培していました。
