厚生労働省が推奨する1日の鉄分の摂取量は、月経のある成人女性で10.5~11.0mg。 妊娠初期・授乳期は+2.5mg、妊娠中期・後期は+9.5mgと言われています(日本人の食事摂取基準2020年版)。 しかし、理想的な食事をしている人でも1日約10 mgの鉄分しか摂れていないのが現状です。
鉄分は1日どのくらいとればいい?
鉄分の1日必要摂取量(男性10mg、女性18mg)を毎日3回の食事で確実にとりたいものです。 鉄には吸収されやすい“ヘム鉄”と吸収されにくい“非ヘム鉄”があり、ヘム鉄は魚や肉に、非ヘム鉄は貝類や野菜に多く含まれています。 貧血解消には吸収されやすい“ヘム鉄”を十分とるように心がけましょう。
鉄分 何から?
動物性食品はヘム鉄を多く含みます。 そのなかでも、レバーや赤身肉など、濃い色の肉には比較的鉄が多く含まれています。 また、赤身の魚や、あさりの水煮などの貝類には鉄が多く含まれています。 豚や鶏のレバーは、1食分で1日の摂取推奨量の1/2量以上をクリアできる食品です。
鉄分を取るとどうなる?
エネルギー生産に重要な鉄 赤血球の成分の約99%はタンパク質と鉄を材料とするヘモグロビンです。 ヘモグロビン内の鉄は酸素を運ぶだけでなく、酸素を使ったエネルギー代謝サイクルにも働いています。 また呼吸やDNAの合成・修復、薬物や異物等の代謝など、細胞内でのエネルギー代謝にも関係しています。
鉄分 何グラム?
食事摂取基準(2020年)の鉄の1日の推奨量は成人男性7.5ミリグラム、成人女性10.5ミリグラム(月経あり)、妊娠初期では9.0ミリグラム、妊娠中期・後期では16.0ミリグラム、授乳期では9.0ミリグラムと女性は男性より多くの量が必要です。
