北海道でてん菜が栽培されたのはなぜ? 北海道でてん菜の栽培が奨励されたのは、明治政府が北海道の開拓において、冷涼な北海道の自然条件に適した近代的な産業を振興させるため、当時、北アメリカや北ヨーロッパで発展していた産業の一つである製糖企業の育成を企てたことから、てん菜の栽培を奨励したことが始まりです。
北海道てんさいって何?
「甜菜」は北海道特産の、砂糖の原料になる植物です。 砂糖といえば、「さとうキビ」を思い浮かべますが、フランス、ドイツなどのヨーロッパでは、砂糖といえば甜菜糖のことをさします。 あまり知られていませんが、全世界の砂糖消費量の約30パーセント、日本では約25パーセントが、甜菜から作られた砂糖で占められています。
てんさい 北海道のどこ?
網走市や北見市、小清水町や大空町などオホーツク地方や、帯広市、音更町といった十勝地方が代表的な産地です。 全収穫量の8割程度が、オホーツク地方と十勝地方で占められています。
てんさい糖の良さは?
「てんさい糖」には、ラフィノースやケストースといった天然のオリゴ糖が含まれています。 オリゴ糖にはビフィズス菌などの善玉菌のえさとなって善玉菌を増やす効果があり、腸内環境を整えて便秘を防いでくれると言われています。 てんさい糖って、お腹に優しいお砂糖なんですね。
てんさいの特徴は?
砂糖の中でもまろやかな甘さ、風味とコクがあるのが特徴です。 「てん菜」は光合成によって糖を根に蓄えます。 根を細かく切ってお湯につけ、抽出した糖分をさらにろ過して煮詰めると、結晶化した砂糖と糖蜜に分けられます。 そして結晶は上白糖やグラニュー糖となり、糖蜜は琥珀色をした「てんさい糖」となります。
