しかし、糖尿病で血液中のブドウ糖が多くなり過ぎると、腎臓はブドウ糖を多量の水分と一緒に尿として排出するようになり、尿の量や回数が増えます。 これが多尿です。 尿の量を増やすためには、体の中の水分を使います。 高血糖状態を改善するために、体の中の水分が多量に使われてしまうと、脱水状態になります。
水分制限 なぜ?
腎機能が低下すると尿量が減り、体内の水分量はそのまま体重の増減につながります。 水分をとり過ぎると、むくみ・体重増加・呼吸困難・血圧上昇などの症状が現れ、高血圧・心不全・肺水腫などの原因になります。 また、塩分は水分と切っても切れない関係があります。
糖尿病 なぜ水を飲む?
血流改善 血液の80%は水分で構成されています。 そのため、水分が不足すると血液がドロドロになり、反対に十分な量の水分があれば、血流が良くなります。 また、血液には脂質や糖、塩分を排出する役割もあるため、水を飲むことで糖尿病や高血圧などの生活習慣病の改善や予防に役立つのです。
糖尿病 脱水 どうなる?
脱水になると、のどの渇き(口渇)を感じ、それを改善するために多量に水分を摂ります。 これが多飲です。 糖尿病に特徴的な、多尿、口渇、多飲の症状は、高血糖による脱水症状です。
糖尿病 浸透圧利尿 なぜ?
高血糖が持続すると、糸球体で糖質が多量に濾過(ろか)され、濾過液の浸透圧が上昇し、尿細管での水分とナトリウムの再吸収が抑制されます。 その結果、水分とナトリウムの排泄量が著しく増えるのです。 このように、浸透圧の上昇が原因で尿量が増加することを浸透圧利尿といいます。
