ステンレスは、鉄にクロムを混ぜることで、表面に不動態皮膜と呼ばれる膜を形成します。 クロムは鉄よりも酸素に結び付きやすい特性から、鉄が酸化するよりも先にクロムが酸化し、酸化皮膜となって表面を覆います。 傷がついてもすぐに再生するこの膜のおかげで、錆の発生を防ぎます。
ステンレス何故錆びる?
ステンレスは、錆びの原因となる鉄よりも先にクロムが空気中の酸素と結合(=酸化)し、数nmの非常に薄い不動態皮膜(保護皮膜)を形成して、全体を包み込みます。 不動態被膜は化学変化しにくく非常に強固なので、鉄が酸素と結合しようとする(=錆びる)のを防いでくれます。
ステンレス 耐食性 なぜ?
では、なぜステンレスは錆びないのでしょうか? ステンレスは、鉄にクロム・ニッケルなどの元素を加えた合金鋼です。 錆びにくいのは、鉄にクロムを添加することで表面に非常に薄い酸化皮膜(不動態皮膜)をつくり、周辺環境と反応しにくくなり耐食性が強くなるためです。
ステンレスは錆びますか?
ステンレスは、表面に酸化皮膜(保護膜)をまとった錆びにくい金属です。 普通はキズがついてもすぐにその表面に保護膜が形成されるためいつまでも錆びにくいのですが、表面に酸性やアルカリ性の強いものが長時間接触していると、その部分だけ保護膜が形成されにくくなり錆びることがあります。
ステンレスは何に弱い?
ただし、塩分に弱いのがステンレスの弱点です。 塩分の中の塩素イオンが不動態皮膜を破壊するからです。 「もらいさび」もステンレス鋼の弱点です。 ステンレス鋼の上にさびた空き缶などを置いていると、赤さびが不動態皮膜を破壊してステンレス鋼に移ります。
