日本大百科全書(ニッポニカ)「受粉」の解説 植物の受精の際に、花粉が受精のための特定の場所につくことをいう。 被子植物では雌しべの柱頭が、裸子植物では胚珠(はいしゅ)の珠孔部が花粉のつく場所となる。 受粉は、花粉が同じ個体の雌しべにつく自家受粉と、同種の植物の別の個体の間で花粉が雌しべにつく他家受粉に分けられる。
受粉 何のために?
雄性配偶子と雌性配偶子が合体するのが受精であり、その結果受精卵ができます。 そして、受精卵から胚ができていくのです。 [何故、受粉しなければいけないのか」という質問への直接的な答えは、受粉しないと受精がおきず、したがって胚も、種子もできないということになります。
めしべの役割は?
めしべとおしべの違い めしべは花粉を受け取る部分であるのに対して、おしべは花粉を作る部分です。 めしべは将来種子になる部分を持っていて、種子を作ることができることから、人間でいえば、女性のような役割があります。 一方、おしべは人間では男性のような役割があります。
花は何のためにあるのか?
実は、植物は、 たね をつくるために花を咲かせているのです。 たねをつくるのに関わる部分が おしべ と めしべ です。 動物も植物もひとりで増えることはできません。 増えるためには相手をみつける必要があります。
おしべとめしべはなんのためにある?
ふつうの花では、花粉がめしべにつかなければ、実はできませんし、もちろん種もできません。 おしべとめしべは、仲間をふやすために、花にとってはなくてはならないものなのです。 つまり、この質問の答えを一言でいうなら、「仲間をふやすため」ということになるでしょう。
