かゆみの基礎知識 なぜかゆくなるのか、なぜ掻いてはいけないのか。 . 掻くことで「かゆみの悪循環」へ. 皮膚は掻くことで傷つき、皮膚症状を悪化させてしまいます。
なぜ痒みは広がるのか?
「かゆいから掻く」といった刺激は、皮膚が敏感な方の知覚神経を刺激し、神経ペプチドを放出させ、さらにかゆみ物質のヒスタミンの分泌を促してしまいます。 そのため、どんどんかゆみが広がっていくという現象がみられると考えられています。
なぜ掻いてしまうのか?
痛みを伴う接触や熱いという感覚は、化学的な刺激によるかゆみを抑制する働きがあるのだそうです(だからといって痛い思いや熱い思いをしたくないですけど)。 かゆい場所を掻くと気持ちいいのはこのためで、引っ掻くことで生じる痛みで、かゆみが和らいでいるわけです。
アトピー性皮膚炎 なぜ痒くなる?
皮膚に 分布 ぶんぷ しているかゆみ 神経 しんけい は、体の表面近くまで 伸 の びています。 皮膚炎 ひふえん が起きると、皮膚から神経を成長させる 物質 ぶっしつ がたくさん 分泌 ぶんぴつ され、神経 線維 せんい がたくさん伸びてかゆみを強く感じるようになると考えられています。
なぜ痒いところを掻くと?
研究グループは、実験的に手首に痒みを誘発し、その近辺を掻くことによって快感を生じさせました。 そのときの脳の活動を、磁気共鳴断層画像装置(fMRI)を使って調べました。 その結果、中脳や線条体といった報酬系と呼ばれる脳部位が強く反応することを世界で明らかにしました。
