口を通ったあとの食べ物は,体の腹の部分に運ばれて,さらに 消化され,消化されなかったものは,便として出されると思う。 食べ物は,口からこう門までの消化管を通るうちに養分に 変化し,主に小腸で養分や水分が吸収される。
消化された養分はどうやって吸収されるか?
胃液などの消化液には、たんぱく質を分解して吸収しやすくするというはたらきがあるのです。 食べたものは、消化管の中を移動しながら消化液によって分解され、吸収されやすい物質に変化します。 そしてそれらの多くは、小腸の壁から吸収されます。
消化された養分は、体内でどのように利用されていくのだろうか?
吸収された養分は、毛細血管などに入り、全身の細胞に運ばれます。 小腸では、3~15時間かけて、ゆっくり消化・吸収が行われるのです。 養分を吸収された食べた物の残りは大腸へ。 ここで水分が吸収され、直腸へと送られます。
消化された食べ物はどこで吸収されるのか?
胃で消化された食べ物は栄養を吸収するために小腸に送られます。 しかし、胃で強い酸をあびた食べ物がそのまま小腸に入ると小腸が溶けてしまいます。 十二指腸では胃を出た食べ物にアルカリ性の液「膵液」を吹きつけて、あっという間に中和します。 膵液には多くの消化酵素が含まれていて、消化を助けるはたらきもあります。