栄養生殖⇒体の栄養器官が分離して新個体へ 栄養生殖は、サツマイモやジャガイモに見られる無性生殖です。 サツマイモやジャガイモの一部を切り取って植えると、そこから新たな個体が成長します。 私たちが普段食べているサツマイモは、塊根という根の部分です。 また、普段食べられているジャガイモは、塊茎という茎の部分です。
ジャガイモは何生殖?
ジャガイモは通常、無性生殖である種芋で個体を殖やします。 しかし、花を咲かせ、果実を付けることもあります。 この場合の生殖は、有性生殖です。 果実の中にある種子は、受精によってできたのです。
むかご 何生殖?
栄養生殖【えいようせいしょく】 無性生殖の一種で,多細胞生物の体の一部(生殖器官以外の栄養体)から新個体のつくられることをいう。 細菌の二分裂,酵母の出芽,コケ植物の無性芽による増殖,イモ類の塊茎や塊根,オニユリのむかごなどがその例。
オニユリ 何で増える?
食用の部分を植えると新しい個体として芽が出てきます。 ヤマノイモやオニユリは、茎に栄養分がたくわえられた小さなイモのような器官ができます。 これをむかごといいます。 むかごが地面に落ちると芽や根が出て新しい個体が生じます。
無性生殖 どんな生殖?
むせい‐せいしょく【無性生殖】 〘名〙 有性生殖によらない生殖によって新個体を生む生殖。 体の一部の分裂、出芽、地下茎やむかごなどの器官または器官の一部が分離して新個体となるものをはじめ、単独で発育し得る無性胞子や卵細胞などを生じて新しい個体を作るものもある。