健康な人が感染しても問題はありませんが、妊婦が初感染すると胎盤を通して胎児に感染する可能性があります。 妊娠初期に感染してしまうと、流産・死産・水頭症・脳室肥大などが引き起こされる可能性があります。 また、妊娠中期~後期にかけて感染すると、水頭症や視力障害、運動機能障害などの症状を引き起こすことがあります。
妊娠中 食中毒 どうなる?
妊娠中は免疫力が低下しているため、妊娠前に比べて食中毒にかかりやすくなっています。 飲むことができる薬も限られているので、口にする食品には十分注意したいもの。 また、食中毒は嘔吐や下痢をともなうので、子宮が収縮し早産や流産などお腹の赤ちゃんへの影響を与える可能性があります。
妊婦 食中毒 何倍?
食中毒を起こす原因となる細菌の一つに、リステリア菌があります。 我が国におけるリステリア感染の発症件数は一年間で83件、人口100万人当たり発症頻度は0.65と報告されており、比較的稀でありますが、妊娠中は非妊娠時と比較して約17倍感染しやすいと言われており、注意が必要です。
妊婦 リステリア どうなる?
リステリア症では、髄膜炎・髄膜脳炎・敗血症を起こすことがあります(侵襲性リステリア症)。 リステリアに感染した妊娠女性は、軽いインフルエンザのような症状を示すことがあります。 リステリアの菌血症となると、急激な発熱に筋肉痛、関節痛、頭痛、背部痛を伴うこともあります。
妊婦 サルモネラ菌 どうなる?
妊娠中、サルモネラ菌による食中毒にかかると、妊婦さんに嘔吐下痢や腹痛、発熱などの症状が出ます。 激しい下痢の症状を起こすと、子宮収縮により早産や流産につながったり、脱水症状を起こしたりすることもあるため、注意が必要です。 なお、サルモネラ菌はお腹の赤ちゃんに感染することはないとされています。
