『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』には『生活指導』の中に食事療法、特に『1日400mgを目安にしたプリン体の摂取制限』が示されています。
プリン体 どのくらい?
「プリン体は、食品100gあたり300mg以上含まれていると高含量とされます。 また、1日のプリン体摂取量が400mgを超えると、尿酸値が上がりやすいと考えられています。 一般的に、動物の内臓など細胞数が多い食品や、乾燥により細胞が凝縮されている乾物などに多く含まれています。
痛風 どのくらいの量?
健康な人の尿酸値は5.0~6.9mg/dL程度で、尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態は高尿酸血症と呼ばれる。 7.0mg/dLを超えてくると、尿酸が結晶化しやすくなり、痛風の発作を起こす可能性が高まるのだ。 なお、尿酸値が高い人はすべて、痛風発作を起こすわけではない。
痛風 水分 どのくらい?
水を2L以上飲む 水分不足だと体は脱水となり、血液が濃くなります。 血液が濃くなると血液中の尿酸の濃度が上昇し、痛風発作を起こしやすくなります。 また、尿から尿酸を排泄する(他には腸や汗から)ため、水やお茶を1日2リットル以上飲みましょう。
痛風 いくら 大丈夫?
前述の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」では、プリン体の含有量に応じて食品を4つのランクに分類しており、イクラはもっともプリン体の少ない「50ミリグラム以下・極めて少ない」に該当するのです。