牛肉が熟成すると、細胞内にある酵素の働きで肉質を柔らかくしていきます。 さらに、牛肉のタンパク質は時間が経つと共に分解されていき、アミノ酸をはじめとする旨味成分に変化します。 他にも、酵素により分解された脂肪は脂肪酸に変化し、芳醇な香りを生み出します。
お肉はなぜ美味しいのか?
そのためにヒトは肉を焼くのでした。 焼いた肉がおいしく食べられる理由の大きな一つが、肉汁が出ること。 成分を調べてみると、なんと肉のうまみ成分のほとんどがこの肉汁に有ったのです。 肉を焼くと、細胞が壊れ、中にあった旨味成分と脂が溶け出して混ざり、肉汁となって出てくるのです。
和牛はなぜ美味しいのか?
実は人間の舌の味覚器官・味蕾で感じる「味」は、和牛も輸入牛もあまり変わらないのです。 さて、これらの要素をまとめると和牛の美味しさの秘密は「柔らかさ」と「香り」が大部分を占めているということになります。 その上で味が良いということが「美味しさ」を決定づけていると言えるでしょう。
国産牛 なぜ美味しい?
国産牛、特に和牛においては、日本独自の肥育方法とエサによって、ラクトンと呼ばれる香り成分が大量に含まれています。 そのため甘い香りがするのが特徴なんです。 この甘い香りは加熱調理するとさらに増すので、すき焼きやしゃぶしゃぶにはもってこいなのが和牛です。
飛騨牛 なぜ美味しい?
産地の飛騨地方は山深い森林で、さらに盆地でもあります。 この地形から湧き出るミネラル豊富な湧き水のおかげで美味しい肉になったといわれています。 さらに生産者のみなさんが飼料を吟味したり、よりよい環境を整えたりと飛騨牛のために愛情をかけていらっしゃるから日本一のお肉になったのですね。
